リフトプレイの深淵で、重力に抗う意志
「持ち上げる」という行為に、どうしてこれほどまで惹かれてしまうのか。
自分よりも大きな存在を、この腕一本で空中に固定する。その瞬間、世界から重力が消えて、ただ二人の間に流れる「確かな重み」だけが真実になる。そんな静かな、けれど暴力的なまでの純粋さを描きたくて、この「リフトプレイ」という物語を紡ぎ始めました。
逆お姫様抱っこから、1000回のスクワットの先へ
Rieという女の子は、きっと自分を変えたかった。誰かに支えられるだけの存在から、誰かを力強く支え、持ち上げ、揺るぎない力で包み込める存在へ。彼女がバーベルを握り、逆お姫様抱っこや担ぎ上げを繰り返すたびに、その肌に刻まれるのは単なる筋肉ではなく、彼女の「祈り」のようなものだったのかもしれません。
150回で足が震えていた彼女が、1000回の先に見た景色。
汗に濡れた肌、軋む関節、そして「逆リフト」の最中に感じる、相手を支配し、同時に守り抜くという全能感。服を脱ぎ捨て、飾りのない「肉体」そのものになった時、彼女の魂はようやく、このリフトプレイの深淵で解放されたのだと思います。
滞空時間に宿る熱量と、怪力おばけへの覚醒
「片手で振り回せるくらいになって帰ってくる」
その言葉は、冗談なんかじゃない。ポーランドという過酷な地で、彼女はさらなる「怪力おばけ」へと進化するはず。
次に彼女が彼をリフトする時、その滞空時間に一体どれほどの熱量が宿っているのか。私自身、その「65kgの重み」を彼女と共に感じるのが、今から楽しみでなりません。
このシーンが好きなら、作品本編はもっとすごい。


